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映画『ゾディアック』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】実際に起きた未解決事件の謎!無料視聴できる動画配信サービスは?

 

(Warner Bros. Pictures公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!!

 

今回は映画『ゾディアック』を紹介します!

 

前記事の『プリズナーズ』同様、推しのジェイク・ギレンホール出演映画特集第二弾でございます!

 

本作は実際に起きた未解決の連続殺人事件に迫った男たちが描かれています。

 

本作はホントに予備知識がなくて、推しのジェイクに加えて、アベンジャーズにも出演していたマーク・ラファロロバート・ダウニー・Jrも出演しているということで視聴しました。

 

ホントにこんな残虐な事件が起きてたのかと、只々驚きました。

 

しかも、まだ未解決とは...

 

今回はそんな『ゾディアック』のあらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

それでは見ていきましょう!

 

『ゾディアック』作品情報

 

タイトル ゾディアック
上映時間 157分
公開年(日本) 2007年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.5

 

『ゾディアック』あらすじ ※ネタバレ無し

1969年7月4日バレーホ、カップルがバーガー店へ行くが駐車場が混んでいて入れなかった。

 

しかたなく人気のないところに車を止めると近くにいた車もいなくなってしまいカップルだけになった。

 

そこへ一台の車がやってきた。

 

カップルの車のうしろにぴったりとくっついていたがしばらくするとどこかへ行ってしまった。

 

ほっとする二人だが驚いたことにその車はUターンして戻ってきた。

 

状況が飲み込めない二人は車内で混乱していた、そして懐中電灯で2人を照らしながら降りてくる人物を警察官だと思った瞬間2人は銃で撃たれてしまう。

 

その4週間後サンフランシスコクロニクルという新聞社の編集長宛に1通の手紙が届いた、それは2件の殺人を告白するものだった。

 

去年のクリスマスシーズンにハーマン湖で若者2人、そして7月4日バレーホで女を殺したという。

 

世間には公表されていない事を事細かに書き自分が犯人だと納得させたうえで暗号文を新聞の一面に載せることを要求してきた。

 

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『ゾディアック』感想 ※ネタバレ有り


注目のポイント

  • ゾディアック事件
  • 何でそこまでしたのか?
  • この3人はやっぱりすごい!

ゾディアック事件

 

(Yahoo!映画より引用)

 

ゾディアック事件は

アメリカ史上でもトップクラスの凶悪事件

 

分かっているだけで5人が殺害されていますが、この事件の犯人つまり『ゾディアック』は今だに捕まっていません。

 

犯人は一度にではなく時間を置きながら殺人を繰り返していることからもシリアルキラーと言われています。

 

ただ、他の事件と異なるのが、犯人は新聞社に暗号文を送っているところです。

 

映画でもこの暗号の解読に苦戦している様子が流れていましたね。

 

この暗号にはアルファベットギリシャ文字モールス信号天気記号海軍の手記記号まで用いられています。

 

これらの難解な暗号は新聞社だけでなく地元警察やFBIでも解読が不可能だったと言われています。

 

 

アーサー・リー・アレン

劇中でも犯人の候補に上がっていた人物がいました。

 

それがアーサー・リー・アレンです。

 

アーサーはIQ136あり、彼の死後に殺人を裏付けるような証拠が見つかったそうです。

 

しかし、後にDNA検査で無実が証明されていますので、彼は真犯人ではなかったようです。

 

劇中マーク・ラファロ演じるトースキー刑事はアーサーの腕時計に「ZODIAC」と書かれていることに気づいていました。

 

もう「コイツだろ!」と思う箇所はたくさんありましたが、彼のIQの高さによる緻密な計画により逃れたのかは分かりませんが、結局無実と断定されてしまいました。

 

事実だから変える訳にもいかないし、もどかしい気持ちで終わってしまいましたが、無実ならどうにも出来ないですもんね。

 

 

アール・ヴァン・ベスト・ジュニア

この方は劇中には登場していません。

 

ただ、

事件から年月が経った2014年に息子が父親が犯人かもしれないと言うのです

 

その息子の名前はゲーリー・スチュワートさん。

 

彼は生後3週間で養子に出され、養父母のもとで育てられたそうです。

 

ただ、39年がたったある日、実の母親と名乗る女性から電話があり、悩んだ末に会うことにしたそうです。

 

実の母親ジュディスさんと会って話していると、ゲーリーさんの実の父親とは離婚をしておりその後連絡は取っていないとのこと。

 

そして、父親の名前は「ヴァン」であると言うジュディスさん。

 

ただ、ゲーリーさんはジュディスさんが何かを隠していると感じ、再婚相手の方は亡くなっていましたが、生前は警察官だったということでその部下の方に調べてもらうことにしました。

 

すると、たまたまあるドキュメンタリー番組でゾディアック事件のことが流れていたそうなんです。

 

そこで犯人の似顔絵が公開されると、その似顔絵が実の父親ヴァンに似ていたんです。

 

これだけでもかなり有力ですが、さらに手掛かりとなるのことがありました。

 

ゾディアックと言えば暗号文ですよね。

 

この暗号文には日本を舞台にしたオペラ「ミカド」の歌詞が引用されていたそうです。

 

ヴァンの父親は戦時中日本軍の暗号解読の任務についていたこともあり、休日には子供と暗号作りの遊びをしていたんです

 

子供の頃からやっていれば、IQは高くなりそうですよね。

 

これを受けてゲーリーさんは自分のDNAとゾディアックとのDNA鑑定と筆跡鑑定を行いました。

 

DNA鑑定の結果は明かされていませんが、筆跡鑑定は「同一人物の可能性が高い」という結果だったと言われています。

 

未だに解決していない難事件ですが、DNA鑑定の技術もかなり進歩していますから、無事解決できることを願っています。

 

何でそこまでしたのか?

 

 

(The Playlist公式Facebookより引用)

 

ゾディアックは犯行声明文を新聞社に送っています。

 

その声明文が送られた新聞社で漫画家の仕事をしていたのがジェイク・ギレンホール演じるグレイスミスさん。

 

映画を観る限り、グレイスミスさんは事件発生当時から興味を持っているように見えます。

 

1人で図書館に通い暗号解読に役立ちそうな本を読み漁っていたのが印象的でした。

 

だから、暗号を解読するのが楽しそうな感じがしました。

 

もちろん事件の解決のために少しでも力になれたらという思いだったとは思います。

 

彼にも子供がいましたから、心配だったんでしょう。

 

しかし、事件発生から時間が経ったことで、人々の記憶からゾディアック事件が忘れ去られようとしていたと言う。

 

新聞社にいたことでこれらを直に感じていたんだと思います。

 

そこから、彼は家族のことも顧みずゾディアック事件にのめり込んでいきます。

 

いくら何でもここまでしますか?

 

みんなのため、家族のため、残虐の限りを尽くす犯人を捕まえたいという気持ちは分かります。

 

だけど刑事でもない人間が1人で解決するなんて...

 

顔見知りのトースキー刑事も、当然情報を丸々グレイスミスさんに渡すはずがない。

 

終盤でフィルムを見せてもらいに家に行ったシーンはもうホラーでしたよ。

 

怖すぎる!

 

死んでてもおかしくなかったですよ。

 

個人的には、

  • もはや候補に上がっていない人物が犯人かも分からない
  • 1人じゃないないんじゃないか

 

色々想像しちゃいました。

 

その後、本も出版していますけど、事件解決には至らず現在もまだ未解決のままです。

 

ただ、グレイスミスさんがたった1人で行動して情報を集め、本を出版したことでドキュメンタリー番組でも取り上げられたのかもしれません。

 

直接的な事件解決にならなくても、その行いが広く知られるかもしれない。

 

それがゲーリーさんのように「もしかしたら?」ということになるかもしれません。

 

何かを変えたいならやはり行動する以外にはありませんね。

 

この3人はやっぱりすごい!

 

一番さ最初にも書きましたが、

  • ジェイク・ギレンホール
  • マーク・ラファロ
  • ロバート・ダウニー・Jr

 

この3人がいたことで事件の裏で起きていた人間ドラマを盛り立てていたと思います。

 

実話だったからか熱演というよりナチュラルな演技でありながら、恐怖を感じさせてくれてる。

 

実際に起きた事件の裏側を知らない方にとってはよりリアリティ感を得られる3人の演技がすごかったです!

 

 

『ゾディアック』キャスト

 

役名 キャスト 日本語吹替
ロバート・グレイスミス ジェイク・ギレンホール 川島 得愛
デイブ・トースキー マーク・ラファロ 志村 知幸
ポール・エイヴリー ロバート・ダウニー・Jr 郷田 ほづみ
ウィリアム・アームストロングSFPD捜査官 アンソニー・エドワーズ 加藤 亮夫
メルヴィン・ベリー ブライアン・コックス たてかべ 和也
アーサー・リー・アレン ジョン・キャロル・リンチ 林 一夫
ジャック・マラナックス巡査部長 イライアス・コティーズ 諸角 憲一
メラニー クロエ・セヴィニー 松谷 彼哉

 

監督 デヴィッド・フィンチャー
監督作品 『セブン』『ファイト・クラブ』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

もう50年近く前に起きた事件ですが、未解決となると安心は出来ないですよね。

 

模倣犯も出てきているようなので、一刻も早く事件解決となれば安心ですね。

 

ちなみにジェイクは本作もカッコ良かったです!

 

まだの方はぜひチェックしてみてください!

 

それでは以上です。

 

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