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映画『スポットライト 世紀のスクープ』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】カトリックの闇を暴く4人の新聞記者

(SPOTLIGHT公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!

 

今回は『スポットライト 世紀のスクープ』を紹介します!

 

アメリカの新聞紙ボストン・グローブがカトリック神父による児童への性的虐待について暴いていく実話を描いた作品。

 

第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞!

 

ドキュメンタリーのような緊迫感溢れる作品となっています。

 

早速あらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

それでは見ていきましょう!

 

『スポットライト 世紀のスクープ』作品情報

 

タイトル スポットライト 世紀のスクープ
上映時間 128分
公開年(日本) 2016年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.8

 

『スポットライト 世紀のスクープ』あらすじ ※ネタバレ無し

 

 

2001年、ボストン最大の発行部数を誇る日刊紙「ボストン・グローブ」には、新局長のマーティ・バロンが迎られます。

 

マーティは、ボストン・グローブでは数記事しか取材されていない『ゲーガン事件』を記事にするようスポットライトのチームに命じます。

 

調査を進めていくと、教会神父の起こした事件を隠蔽し、弁護士や被害者も真実を話せない状況だという事実が判明します。

 

それでも諦めずに真実を追い続けたチームはカトリック教会の組織的犯罪の証拠を押さえることができるのか!

 

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『スポットライト 世紀のスクープ』感想

 


注目のポイント

  • これが実話なのか
  • サスペンスっぽい
  • 少数精鋭
  • 辛いけど話せない
  • アカデミー賞作品賞・脚本賞受賞!

 

これが実話なのか

 

私はアベンジャーズでハルク役を演じるマーク・ラファロのファンで『はじまりの歌』や『ゾディアック』も観ています。

 

ですから、本作も彼が出演しているということで視聴することに...

 

ただ、この作品はもちろんキャストも魅力的ですが、それよりも内容にホント驚きましたね。

 

最初は十数人の神父が虐待事件を起こしていたことが判明。

 

しかし、実際はとんでもない数の神父が同じような事件を起こしていたのです。

 

一部の地域で虐待事件がたくさん発生していたかなと考えていたんですが、アメリカ全土で起こっていたなんて信じられません

 

神父がそんなことをするなんて多くのカトリック信者の方がショックを受けたことでしょう。

 

 

サスペンスっぽい

 

本作はドキュメンタリータッチで描かれているように感じます。

 

ただ、神父の虐待事件を突き止めるためにコツコツ調査し、驚きの真実を目の当たりにするという展開はサスペンス感があります。

 

スポットライトの4人がそれぞれ取材をしていくうちに色々分かってくるのは映画としてはすごく面白かったです。

 

少数精鋭

 

まずどの分野でも「少数精鋭」というところがカッコイイ!

 

そして、チームの名前は「スポットライト」

 

 

リーダーはウォルター・ロビンソン

演じるのは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でゴールデングローブ賞・主演男優賞を受賞したマイケル・キートン

 

マイク・レゼンデス

『アベンジャーズ』のハルクや『シャッター アイランド』のチャック・オール役として出演していたマーク・ラファロが本作のメインキャストの一人。

 

サーシャ・ファイファー

映画『きみに読む物語』や『アバウトタイム』などで知られるキュートな女優レイチェル・マクアダムス

本作ではボストン・グローブのスポットライトチームの紅一点です。

 

マット・キャロル

『オー!マイ・ゴースト』や『ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度』に出演し、トニー賞にノミネートされたこともある舞台俳優ブライアン・ダーシー・ジェームズ

 

 

劇中、新局長のマットから『ゲーガン事件』について調査するように指示されますが、ベン・ブラッドリーが、

 

「スポットライトが成果を出してきたのはチームでネタを選んできたのが大きい」と発言しています

 

それぞれの経験から得意なジャンルもあると思いますが、多くの方がキリスト教信徒で、もしかしたら自分たちが襲われていたかもしれないと取材を通して実感していきます。

 

だからこそ、4人は信念を持って取材した結果、この事件の真相を暴けたのかなと思います。

 

 

辛いけど話せない

 

神父による児童虐待は貧困や父親不在、家庭崩壊と苦しい状況にある子供たちを狙っています。

 

子供たちは「こんな自分を助けてくれるの」と喜び、神父の嫌がらせにも抵抗ができなくなっています。

 

なのに、事が発覚すると不確かな裁判を避けて示談金を得るように被害者を誘導する手口。

 

苦しみから解放されず命を絶ってしまう方もいたという。

 

また、実際に虐待をした神父たちを診断した人物もこの件を公表したものの、有名な司祭たちによる中傷運動でもみ消されてしまったのです。

 

改めてものすごい力を持っていることが分かりますね。

 

でも、何があったか言えば良かったんじゃない?

 

秘密保持契約を結んでおり、話すことができない

 

辛すぎる。

 

そう考えるとスポットライトが成し遂げたことは、深い傷を負った被害者にとって、これからの人生を歩む希望となったはずです。

 

彼らのように誰かのために熱意を持って仕事をすることはとてもカッコイイことですね。

 

 

アカデミー賞作品賞・脚本賞受賞!

 

公開当時は観客からの評判も高く、目の肥えた海外映画批評家たちのコメントがあつまる「Rotten Tomatoes」においては満足度97%の高評価を得ています。

 

そんな『スポットライト 世紀のスクープ』は第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞しました!

 

本作の監督兼脚本を務めたトム・マッカーシーは『ラブリーボーン』や『父親たちの星条旗』にも出演するなど俳優としても活躍しています。

 

そんなトム・マッカーシーは脚本を担当したジョシュ・シンガーとオスカーを獲得。

 

作品賞と脚本賞を受賞するって本当に面白いってことですよね。

『スポットライト 世紀のスクープ』キャスト

 

役名 キャスト 日本語声優
マイク・レゼンデス マーク・ラファロ 宮内 敦士
ウォルター・“ロビー”・ロビンソン マイケル・キートン 牛山 茂
サーシャ・ファイファー レイチェル・マクアダムス 森 なな子
マーティ・バロン リーヴ・シュレイバー 大塚 明夫
ベン・ブラッドリー・ジュニア ジョン・スラッテリー 仲野 裕
マット・キャロル  ブライアン・ダーシー・ジェームズ 豊富 満
ミッチェル・ガラベディアン スタンリー・トゥッチ 岩崎 ひろし
エリック・マクリーシュ ビリー・クラダップ 各務 立基

 

監督 トム・マッカーシー
監督作品『肩をたたく人』『名探偵ティミー』

 

まとめ

 

いかだだったでしょうか。

 

カトリックの教会がこれまで隠蔽し続けた真実、そして、スポットライトが神父の児童虐待事件の真相を暴く記者たちの信念や熱意に驚愕・感動すること間違いなし!

 

なんせアカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞していますから。

 

また、日本はキリスト教徒への馴染みが薄いですから、本作を通してどれだけの人がカトリック教会に通い、信仰しているのかを知るきっかけになると思います。

 

まだの方はぜひご覧ください!

 

それでは以上です

 

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