映画『ジェミニマン』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】ウィル・スミスが2人!?

(Gemini Man公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!

 

今回は映画『ジェミニマン』を紹介します!

 

ウィル・スミス主演の近未来アクションエンターテイメント。

 

2005年公開の『ブロークバック・マウンテン』や、2012年公開の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で、2度のオスカー監督賞を受賞した名匠アン・リー監督。

 

ヒューマンドラマ系の作品が多いアン・リー監督ですが、アカデミー賞受賞監督がこういう作品も作るんだとちょっと意外でした。

 

ただ、本作は80億円の赤字で、昨年のワースト2位映画とも言われています。ワォー!

 

でも、個人的にはウィル・スミスは好きな俳優さんなので楽しめました!

 

というわけで、早速あらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

それでは見ていきましょう!

 

『ジェミニマン』作品情報

 

タイトル	ジェミニマン
上映時間	117分
公開年(日本)	2019年
制作国	アメリカ
Filmarks 評価(5点満点)	3.4

 

『ジェミニマン』あらすじ

 

 

主人公のヘンリー・ブローゲンは政府に従事する殺し屋で伝説とも言われる凄腕のスナイパー。

 

ヘンリーはテロリストのヴァレリー・ドルモフ暗殺を命じられ、列車に乗るドルモフを狙撃する。

 

見事にドルモフの首に着弾しましたが、、あと数センチずれていたら近くにいた少女を殺していたかもしれないと以前のような自信を喪失し引退を決意する。

 

そして、ヘンリーは久々に旧友のジャックと会います。

 

ジャックがヘンリーを呼んだのはヘンリーが暗殺したドルモフは分子生物学の科学者でテロリストではなかったことを伝えるためだった。

 

何者かが資料を改ざんし、ヘンリーをハメようとする人物がいることを知るヘンリーはブダペストにいる情報屋に会うよう伝えらます。

 

しかし、時すでに遅し、何者かがヘンリーの家に侵入してきたのだ。

 

ヘンリーは犯人を突き止めることができるのか!?

 

U-NEXT 30日間無料体験はこちら!

 

Amazon Prime Video 登録はこちら!

 

『ジェミニマン』感想

 

 

VFXってスゲー!

 

ポスターからも分かるように本作はウィル・スミスが2人登場します。

 

どうゆうこと?と思われるかもしれませんが、本作はウィル・スミスが1人2役を演じているんです!

 

ベテランのウィル・スミスも初体験の演技であり、求められる演技力も相当高かったようです。

 

更に本作では若いウィル・スミスを『VFX』という革新的な映像技術で作りあげていることも注目の1つです。

 

このVFXはよくVFX＝CGという風に捉えている方も多いかもしれません。

 

基本的にVFXもCGもコンピューターを使って映像に加工をしていきます。

 

ただ、CGの場合はキャラクターやモノなどをすべて1から作り上げていくという特徴があります。

 

一方、VFXは「実際に撮影した映像」を利用して加工していきます。

 

本作はそのVFXを用いて編集されているため、見事に23歳のウィル・スミス(ジュニア)が生み出されているという訳です。おぉー!

 

ちなみに、VFXを駆使した有名な作品は、

などがあります。

 

今まで観たことのないウィル・スミスを観れる作品になっているのでまだの方は必見です!

 

 

アックション!

 

本作のウィル・スミスは伝説的な凄腕のスナイパーです。

 

そんなスゴイ殺し屋の血で作られたのが若きウィル・スミス(ジュニア)ということです。

 

つまり、どちらも最強ということです。

 

だからこそ、アクションがスゴイんです!

 

ジュニアは伝説の殺し屋が23歳の頃の肉体を持ち戦闘技術もありますから、体のキレはもうキレッキレなのでそこはさすがにVFXで加工しています。

 

ですから、アクションシーンでのリアリティさはは感じられません。

 

観た方限定にはなってしまいますが、例えばで言うと、

 

『ターミネーター:ニューフェイト』で登場する新型ターミネーター「Rev-9」の「動きの滑らかさ」をイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。

 

とは言え、戦っているのはターミネーターではなく、生身の人間同士です。

 

しかも、戦っているのは同一人物ですから、面白くない訳ないです!

 

また、ウィル・スミスとクローンの戦闘のレベルもスゴイんですけど、一緒にいるダニーの銃の腕前もスゴイんです。

 

これまで女性で銃がめちゃめちゃ上手い人は映画ではあんまり観たことがなかったので、カッコ良かったです!

 

このダニー役を演じるメアリー・エリザベス・ウィンステッドは翌年に公開された『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』にも出演しています。

 

そこでもアクションシーンがめちゃめちゃカッコいいので、もしかしたら『ジェミニマン』でのアクションがきっかけだったかもしれませんね。

 

関連記事

映画『ハーレイ・クイン 華麗なる覚醒』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】弓矢じゃなくてクロスボウだって!

 

クローン

 

 

本作でもヘンリーが自分を襲った男が自分と同一人物であることを聞かされたときに「ドリー」の話をしていました。

 

こういう人間のクローンってそんなに遠い未来ではない気がします。

 

日本ってここずっと少子高齢化じゃないですか。

 

少し前に女性に「早く結婚しろよな!」と男性が発言すると「それセクハラですよ!」っていう問題がありましたよね?

 

色々悩んでいる人もいますから、そういう心無い発言は確かに良くないです。

 

だけど、中には結婚はしたくないけど子供は欲しいっていう方はいるんじゃないですかね?

 

そういう方も含め、将来自分の子供が欲しいと思っている方は多い気がします。

 

そういう場合にクローン技術は希望を叶えることが可能かもしれません。

 

ヘンリーのように自分と同じ容姿ですが、それでもそれを望む方はきっといると思います。

 

ただ、本作ではヘンリーとジュニアは同一人物でしたが、考えていることや感情の表現は異なりました。

 

ジュニアは自分は「生まれたのではなく作られた」ということで葛藤していました。

 

ジュニアの父とされるヴェリスはヘンリーのクローンを他にも作っており、ジュニア以外のクローンは「武器」と言っていました。

 

人ではなく物扱いかよ!とここはイラっときました。

 

結果としてジュニアは暗殺業から足を洗ったようですが、将来、人間のクローンが成功したときにこうならないか不安です。

『ジェミニマン』キャスト

 

役名	キャスト	日本語吹替
ヘンリー・ブローガン	ウィル・スミス	江原 正士
ジュニア: ウィル・スミス	ウィル・スミス	山寺 宏一
ダニー・ザカレウスキー	メアリー・エリザベス・ウィンステッド	菅野 美穂
クレイ・ヴェリス	クライヴ・オーウェン	井上 和彦
バロン	ベネディクト・ウォン	後藤 光祐
ジャック・ウィリス	ダグラス・ホッジ	辻 親八
デル・パターソン	ラルフ・ブラウン	佐々木 睦

 

監督	アン・リー
監督作品 『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

アベンジャーズやゴジラのようなゴリッゴリのVFX満載映画ではありませんが、自分と同一人物を相手にするという近い将来起こりそうなテーマが面白かったです!

 

また、ヒロインのダニーの日本語吹替が女優の菅野美穂さんでした。

 

以前書いた『パディントン』の記事でも話しましたが、プロの声優ではない方が声優をやるとやっぱり映画に入り込めません。

 

ウィル・スミスさんの作品ではそのほとんどを声優の山寺宏一さんが務めています。

 

声優界の大ベテランがいらっしゃるのにやめてほしいです。

 

個人的にはそこが気になりましたが、映画自体はとても楽しめました。

 

それでは以上です。

『ジェミニマン』を無料で楽しむならU-NEXT一択!

 

U-NEXTは31日間無料体験ができます。

 

無料体験中でもポイントが600ポイントがもらえるので新作映画も1本は実質無料で観れちゃうんです!

 

新作映画を観たいという方はぜひ試してみてください!

 

U-NEXT 31日間無料体験はこちら!

 

U-NEXTの無料体験について心配な方はまずはこちらの記事を参考にしてみてください!

関連記事

【初心者必見】U-NEXTの無料トライアルで損をしない始め方【3つのポイント】登録・解約方法も徹底解説!

 

 

Amazon Prime Video 登録はこちら!

 

「Amazon Prime Videoってどんな感じのサービスなの」と心配な方はまずはこちらの記事を参考にしてみてください!

関連記事

【コスパ抜群!】Amazonプライムビデオをおすすめしたい4つの理由!プライムビデオを利用しなくても無駄にならない!