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NETFLIXオリジナル映画『デンジャー・ゾーン』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】めちゃめちゃ残念な映画な気がする

(Outside the Wire公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!

 

今回はNETFLIXオリジナル映画『デンジャー・ゾーン』を紹介します。

 

本作は近未来のSFアクション映画で、銃撃戦や爆発はかなりのスケールとなっています。

 

本作にはアべンジャーズでキャプテン・アメリカの親友であるファルコン役でお馴染みのアンソニー・マッキーが主演を務めています。

 

SF映画ということでスケールは大きくメカ同士の戦闘もド派手でしたが、個人的には本作は楽しめなかったです。

 

そんな『デンジャー・ゾーン』の作品情報・あらすじ・ネタバレ感想を書いていきたいと思います。

 

それでは見ていきましょう!

 

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『デンジャー・ゾーン』作品情報

 

タイトル デンジャー・ゾーン
上映時間 114分
公開年(日本) 2021年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.2

 

『デンジャー・ゾーン』あらすじ

 

 

2036年、未だ戦争が続く世界。

 

東ヨーロッパでは激しい内戦が続いており、米軍は"平和維持軍"としてロボット兵士を導入していた。

 

ある戦場でアメリカの兵士2名が負傷。

 

戦いながら負傷した兵士を助けようと現場の兵士たちは奮闘していた。

 

そんな中、一台の装甲車が接近していた。

 

何とかしなければ負傷兵2名どころでは済まない。

 

そこでドローンで監視していたハープ中尉が自身の独断で装甲車を爆撃した。

 

これにより多くの兵士が助かったが、2名の負傷兵は救えなかった。

 

自分の判断は間違っていなかったと進言するも、再訓練が必要と判断され、ヨーロッパの小基地に飛ばされた。

 

しかし、そこは今までとはまるで違う世界だった,,,

 

『デンジャー・ゾーン』感想

 


注目のポイント

  • 近未来だけど...何か物足りない
  • 話がややこしい
  • 結局アメリカじゃね?

 

近未来だけど...何か物足りない

 

2036年の世界ということで、あと15年先の未来。

 

まだのようなもうすぐのような微妙なところですが、まぁ近未来かぁ...うん。

 

それは良いとして、未来と言えば、ロボットですよね!

 

安心してください!登場しますよ!(古っ!!)

 

ガンプ隊

本作では軍が戦場に向かうときは"ガンプ隊"というロボットの部隊が同行します。

 

このロボットが人間の声にしっかり反応するんですよね。

 

民間兵との間で硬直状態に陥ったときに先に発砲しないように「落ち着け!」と言うと銃を下ろしていました。

 

結局人間が遠隔で操作しているのかなと思いきやAIで動いてるんです。

 

しかも、ちゃんと人間の言葉に反応するところは「よっ!AI!!」と思いましたね。

 

リオ大尉

リオ大尉は世界で唯一人型のアンドロイドなんです。

 

人間の言葉を話し、考えて行動できます。

 

大尉らしく毅然とした態度でハープを導きます。

 

こんなに表情や感情豊かなアンドロイドいるの?ってくらい他のロボットとは一線を画しています。

 

 

ただ、観て感じ取れる近未来感はこれくらいなんです。

 

 

今回は隠密で行動をするので、密かに期待していたサイバーパンクのような世界を観れると思っていたけど観れませんでした。

 

度々映る街は現代とさほど変わらなかったので、どっちにしても残念。

 

また、アンドロイドのリオ大尉は接近戦は強い!

 

確かにアンドロイドや!(東京生まれです)

 

ただ、ターミネーターのようにロボット対ロボットのようにはならなかったのがつまんかったですね。

(リオ大尉はそんな未来を防ぎたかったようですがwww)

 

もう只々強い人じゃん!って感じなのでアクションはアベンジャーズのファルコン以上に見ごたえはあったけど、ハラハラ感が全くなかったです。

 

だから、近未来と言っても『ターミネーター』やバグ祭りで話題になっている『サイバーパンク2077』のような世界感をイメージすると私のようにガッカリしてしまうかもしれませんね。

 

話がややこしい

 

ハープ中尉はリオ大尉と組んで任務をこなしていく訳ですが、このリオ大尉はハープ中尉を丸め込みます。

 

実戦経験のないハープ中尉には大尉を疑う余地はなく、何度も騙されてしまいます。

 

ですが、途中から誰が間違っていて、誰が正しいのかが分からなくなります。

 

結局、自身がロボットであるリオ大尉はロボットがいることで戦争が続いているのではと疑問を抱きます。

 

だから、自分を作ったアメリカに核爆弾を投下すれば「ロボットを作ることは間違いだった」と気づくだろうとあのような判断をしました。

 

本作が伝えたい"人間のように考え行動するロボットがいかに危険か"というテーマは素晴らしいと思います。

 

しかし、そこに到達するまでの話がややこし過ぎて入り込めなかったです。

 

「そういうことだったのか!?」と分かったときには終わっていて「え!終わり!?」状態。

 

私の理解力が無さ過ぎたのかもしれませんが、個人的には話の分かりづらさが残念だったポイントです。

 

結局アメリカじゃね?

 

結局アメリカが余計なことをしたことが全ての始まりなんじゃないですか?

 

リオ大尉はロボットがいるからこのような戦争が長年続いてしまったと考え、行動した訳です。

 

でも、周りはそうは思っていない。

 

それどころか、ラストで大佐がハープに対して「世界を救ったな」と言っています。

 

いや、こうなったのはあなたたちのせいじゃね?

 

この言葉からも反省の様子が伺えません。

 

一体のアンドロイドが起こした反乱という認識なんでしょう。

 

他国を巻き込むも、結局自分たちが原因だったという設定が今のアメリカっぽい気がします。

『デンジャー・ゾーン』キャスト

 

役名 キャスト 日本語吹替
リオ大尉/アンドロイド将校 アンソニー・マッキー 田村 真
トーマス・ハープ中尉/ドローンパイロット ダムソン・イドリス 勝 杏里
ソフィヤ エミリー・ビーチャム 佐古 真弓
ミラー特務曹長 エンゾ・シレンティ 咲野俊介
エックハート大佐 マイケル・ケリー 田中 正彦
ヴィクトル・コバル将軍 ピルウ・アスベック 坂詰 貴之

 

監督 ミカエル・ハフストローム
監督作品 『大脱出』『ザ・ライト -エクソシストの真実-』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

本作は話が分かりにくいところや世界観がそこまで近未来ではないところが個人的に楽しめなかった理由です。

 

とは言え、高性能で人間のように考えるロボットを作ることがいかに危険なのか?そんな現代社会への警告のメッセージは感じられました。

 

良いテーマだと思うんですが、ちょっと残念でした。

 

それでは以上です。

 

【同じアベンジャーズ作品に出演していたクリス・ヘムズワースの『タイラーレイク』の記事はこちら!】

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