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映画『エスケープルーム』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】これは正直つまらない...

(Escape Room公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!

 

今回は映画『エスケープルーム』を紹介します!

 

本作は簡単に言うと『脱出ゲーム』です。

 

部屋の中をくまなく調べて、脱出の手掛かりとなるキーワードやコードを見つけ出す「脱出ゲーム」は、今や現実の世界のアトラクションとしても世界で大人気となっています。

 

そして、本作の続編『エスケープルーム2』来年2021年1月1日に公開されます!

 

日本での公開は未定ですが、今から予習しておいて損はないです。

 

それでは早速あらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

それでは見ていきましょう!

 

『エスケープルーム』作品情報

 

タイトル エスケープルーム
上映時間 100分
公開年(日本) 2020年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.4

 

『エスケープルーム』あらすじ

 

 

書庫のような部屋に天井から落下してきた1人の男性。

 

男性はどうやら足を負傷している。

 

しかし、男性は部屋の中で必死にヒントを探しています。

 

なんと、その部屋は時間とともに壁が迫り始めていたのです。

 

男性はパニックになりながらも周りを見渡し脱出の鍵となる数字を探すが、壁に押しつぶされてしまう。

 

その数日前、物理を専攻し大学の授業で発言できないほどの消極的な性格のゾーイ。

 

感謝祭を独りで過ごす彼女のもとにある贈り物が届きます。

 

大学教授の差出人でしたが、中には黒い立体パズルのようなものが入っていました。

 

ゾーイと同じようにフリーターのベンと投資家として成功するジェイソンの元にも同じモノが届きます。

 

彼女らは試行錯誤しながらそれぞれの方法で開くと中には招待状が入っていました。

 

賞金の1万ドルに惹かれ、指定の場所へ行くとほかにも3人の男女がおり、合計6人の参加者が1つの部屋に集まりました。

 

しかし、ベンが部屋の外でタバコを吸おうとドアノブを捻ると、ドアノブが外れ部屋に閉じ込められただけでなく部屋の至る所に設置されたヒーターが作動。

 

熱風地獄の中、彼らは脱出のためにヒントを探し始める。

 

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『エスケープルーム』感想

 


注目のポイント

  • マイルドなSAW(ソウ)
  • 敵が分からない
  • 続編?

 

マイルドなSAW(ソウ)

 

本作は同じ謎解き脱出で有名な『SAW』と似ています。

 

ただ、SAWほどのグロテスクさはありません。

 

SAWは個人的にかなりグロい映画だなって感じていましたが、それでも「早くしないと死んじゃうよー!急げー!!」みたいな緊張感があったので見入っていました。

 

しかし、本作はそういう緊張感は感じられませんでした。

 

ハラハラする場面はありますが、床が徐々に落ちていくとか、寒いとか、ちょっと地味だったなーという印象です。

 

また、こういう脱出ゲームに多い、誰かを犠牲にして次に進むというシーンも終盤のジェイソンとベンが争ったくらいでつまらかったです。

 

まぁ登場人物が焦って心臓マッサージ機を味方に使ってしまうシーンはありましたが、必ずしもそうしなければ脱出できないというゲームではありませんでした。

 

脱出系の映画としてはちょっと物足りないかなという印象を持った映画でした。

 

 

敵が分からない

 

終盤にベンとゾーイを襲った男性がいました。

 

ゲームマスター??すぐ死んじゃったけど...何だったんだ?

 

ラストでも6人を襲った組織が少し映りましたが、はっきり分からずに終わってしまいました。

 

はっきりとはしませんがSAWとは異なり、かなり大きな組織によって仕組まれたゲームということがラストのシーンで分かります。

 

この感じは日本の漫画で実写化もされた『カイジ』っぽいなと思いました。

 

ざっくり説明すると、映画カイジは

借金を背負ったカイジが帝愛という巨大組織のゲームまたは試練に主人公のカイジが挑み勝ったら賞金がもらえて借金チャラというストーリー

 

本作は元々クリアしたら1万ドルがもらえるという趣旨で6人が集まりました。

 

カイジほどの賞金金額ではありませんが、巨大組織によって仕組まれたゲームをクリアすると賞金がもらえるというのは似ています。

 

そこらへんの組織の正体や狙いは次回作に期待ですね。

 

続編?

 

上で「次回作に期待ですね」とは言いましたが、正直つまらなかったです。

 

だからこそ、続編が決まったなら期待してます!という感じですね。

 

本作のラストシーンで、ゾーイとベンが犯人を追うために飛行機でマイアミに行くことを決め、それに合わせて飛行機で2人を事故に追い込むことを企む組織が映って終わりました。

 

このことから飛行機内でのゲームが確定しましたが、不安なのが、本来のテーマが変わりそうなことです。

 

元々はゲームをクリアできたら賞金1万ドルがもらえるという趣旨のゲームでした。

 

ただ、ラストでは組織側が2人の殺害を企んでいます。

 

また、無事に生き延びた2人もこれで終わりとはせず、賞金よりも犯人を捕まえるという本来の趣旨から外れだしています。

 

もちろん、2人とも少し内気な性格でしたから、あのゲームを通して変化はあったと思います。

 

ただ、この流れだと脱出ゲームからただのサスペンスと方向性が変わりそうで心配です。

 

それにしてもゾーイの変貌っぷりがすごい!

 

内気だったのに探偵のようなことをしようと自分から言うなんて。

 

変わったね~。

『エスケープルーム』キャスト

 

役名 キャスト 日本語吹替
ゾーイ・デイヴィス テイラー・ラッセル 花澤 香菜
ベン・ミラー ローガン・ミラー 浪川 大輔
アマンダ・ハーパー デボラ・アン・ウォール 小若和 郁那
マイク・ノーラン タイラー・ラビーン 松川 裕輝
ジェイソン・ウォーカー ジェイ・エリス 鈴木 達央
ニー・カーン ニック・ドダニ 榎木 淳弥

 

監督 アダム・ロビデル
監督作品 『インシディアス 最後の鍵』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

同じ脱出系の『SAW』『ハンガーゲーム』と比べると派手さやグロさは少なくてつまらなかったです。

 

ただ、本作はテンポは良かったのでグロいのが苦手な方にはオススメです!

 

次回作が2021年に公開されますので、いずれ日本でも観れるかもしれません。

 

シリーズ作品では「2作目が面白かった」ということもよくありますから、次回作に期待したいです!

 

それでは以上です。

 

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