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映画『タイタンの戦い』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】俺は人間として戦う!無料視聴できる動画配信サービスはどこ?

 

(タイタンの戦い公式Facebookより引用)

 

今回は映画『タイタンの戦い』を紹介します!

 

本作は2010年に公開されたギリシャ神話の世界を描いた冒険ファンタジーです。

 

具体的に言うと、ギリシャ神話に登場するペルセウスが勇者となるまでのお話です。

 

みなさんも一度は聞いたことのある"ゼウス"や"ハデス"と言った神々も登場します。

 

ただ、本作の面白いのは超ポピュラーな神ではなく、ペルセウスという半神半人が主役ということです。

 

「突出した力を持たないペルセウスが自分の運命と向き合い人々救うために戦う」これが良い!!!

 

個人的には結構楽しかったしペルセウスを演じたサム・ワーシントンもカッコ良かったです!

 

そんな『タイタンの戦い』のあらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

 

それでは見ていきましょう!

 

『タイタンの戦い』作品情報

 

タイトル タイタンの戦い
上映時間 106分
公開年(日本) 2010年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.1

 

『タイタンの戦い』あらすじ ※ネタバレ無し

 

 

古代ギリシア時代。

 

神の王であるゼウスを頂点として神々が君臨していた。

 

ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。

 

ところが、人間は傲慢な神々に怒り、反旗を翻した。

 

すると、神々の王ゼウスは人間に戒めを与えるため、ハデスを向かわせた。

 

ハデスは、かねてより神々を侮辱していたアルゴス国王と王妃の前に現れ宣言した。

 

「10日後の日蝕の日に海の魔物・クラーケンを放ち都を滅ぼす」と。

 

しかし、滅ぼされたくなければ、王女・アンドロメダを生贄に捧げよとも併せて言い放った。

 

神々の王ゼウスの息子であることを知ったペルセウスは、世界の存亡をかけた戦いに身をゆだねることとなる。

 

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『タイタンの戦い』感想

 


注目のポイント

タイタンとは?

映像がすごい!

サム・ワーシントン

良いんだけど...

 

タイタンとは?

 

『タイタンの戦い』のタイタンとは一体何なのか?

 

『タイタン』の語源は、

正式には巨人神族『ティターン(Titan)』が発祥

ゼウスを中心とするオリュンポス神以前に世界の支配者であったとされる古い世代の神々

 

また、巨人神族は、

天空神ウラノス大地女神ガイアの子供を巨人神族と言い、6兄弟の男神と6姉妹の女神の合わせて12神います。

 

男神 : オケアノス・コイオス・クリオス・ヒュペリオン・イアペトス・クロノス

女神 : イア・レア・テミス・ムネモシュネ・フォイベ・テテュス

 

この子供たちがお笑いでいう第2世代ですね。

 

その後、ガイアは1つ目のキュクロプス100の腕と50の頭を持つヘカトンケイルを産みます。

 

しかし、ウラノスはその奇怪な姿を嫌って生まれるとすぐに彼らをガイア(大地)の奥に隠します。

 

それに対してガイアは怒り、父に報復するよう子供たち(タイタンたち)に指示します。

 

最初はお父さんを恐れて一同沈黙するばかりでしたが、クロノスが斧を手に母の求めに応じて、ウラノスを圧倒し追放させます。

 

これにより、ウラノスの代わりにクロノスが天地の支配者となります。

 

第3世代

お父さんを追放した後、クロノスは妹のレアを妻にして、子供を産みます。

 

それが、みなさんもご存じの、

ゼウス・ポセイドン・ハデス

 

ただ、クロノスは「自分もお父さんと同じように子供たちに支配権を奪われるんじゃないか?」と恐れます。

 

そこで、クロノスは産まれた子供たちを次々と飲み込むことにします。

 

それを見たレアは6番目に産まれたゼウスを助けるためにクロノスに大きな石を産着でくるんで渡しました。

 

難を逃れたゼウスはクレタ島という島ですくすくと成長していきます。

 

やがて成長したゼウスは飲み込まれた兄弟を助けるために知恵の女神メティスに作らせた嘔吐薬をクロノスに飲ませ、兄弟たちを吐き出させました。

 

ゼウスは兄弟たちと共にオリンポス山にてクロノス率いる巨人神族と10年に及ぶ戦いの末、勝利し、巨人神族はタルタロスの牢獄に投獄されました。

 

この戦いに勝利したゼウスたちはオリンポスの神々と呼ばれることとなります。

 

ギリシャ神話系の映画やゲームはものすごくたくさんあります。

 

中には評価の低いものもありますが、「ギリシャ神話」と聞くとどうしても気になってしまうんですよー!!

 

私だけかなぁ?

 

※ちなみにハデスはギリシャ語で英語読みだとプルート(Pluto)って言うらしいです。えっ!?ちょっと待って...

(Pluto公式Facebookより引用)

 

まさかねwww

 

映像がすごい!

 

映像はすごかったの一言ですね!

 

特に砂漠での大サソリとの戦いは迫力が圧巻でした!

 

CGのチープな感じもなく、一体感をしっかり感じられました。

 

メデューサは少しCG感はあったかな。

 

(タイタンの戦い公式Facebookより引用)

 

でも、戦っていた場所が割と暗かったので、アップになってやっと感じるくらいなのでまぁ粒立てて言うほどじゃないかなと。

 

後はクラーケンの迫力たるや一瞬ビビったくらいリアルでしたね!

 

ただ、クラーケンが割とあっさりやられちゃったので、もうちょっと見たかったなぁというのが本音かな。

 

全体的にはしっかり作りこまれていた感じがしたので観ていて楽しかったです!

 

クラーケンと怪獣カラゼン

クラーケンなんですが、実は『アクアマン』にも怪獣カラゼンというクラーケンのような怪獣が登場します。

 

アクアマンの製作担当者の中には映画『パシフィック・リム』シリーズの怪獣のデザインを担当したデザイナーや『タイタンの逆襲』を担当した脚本家がいるんです。

 

しかも、パシフィック・リムの脚本に関してはタイタンの戦いの脚本家が務めています。

 

だからなのか、クラーケンと怪獣カラゼンのデザインがかなり似ているんです。

 

色んな作品で培った経験を次の作品でも活かしているんですね。カッコイイー!

 

みなさんも見比べてみてください!

 

サム・ワーシントン

 

本作は2010年の公開ですが、その前年には世界的に大ヒットした『アバター』が公開されています。

 

そのアバターで主演を務めたのがサム・ワーシントンでしたね。

 

あれはすんごい流行ったのを覚えてますよ!

 

友達が2回劇場で観たって言ってたし実際『アベンジャーズ/エンドゲーム』に抜かれるまでは興行収入1位でしたからね。

 

多分、アバターでサム・ワーシントンを知って本作も観よう!っていう方いらっしゃるんじゃいないですか?

 

私もギリシャ神話だからっていうのもあったんですけど、「あっアバターの人だ」っていうんで観に行きました!

 

サム・ワーシントンは声が渋いところや渋い顔つきながら時々見せる笑顔がカッコイイんですよね!

 

(タイタンの戦い公式Facebookより引用)

 

本作では半神半人ですが、人間として世界を救うという強い信念を持つ役回りでした。

 

故に表情も硬いし寡黙だけど一緒に旅をしていた兵士よりも先に敵へ向かっていく勇者的な行動がとてもぴったりでした。

 

もう誰よりも神って感じだった気がします。

 

個人的にはアバターより良かったです!

 

良いんだけど...

 

本作は個人的に満足できたと思っています。

 

ただ、ちょっと気になったところがありまして...

 

本作はペルセウスが主人公です。

 

みなさんペルセウスのこと何か知っていますか?

 

多分、ゼウスやハデスと違ってそんなに聞いたことないんじゃないかなと思います。

 

だからなのか、本作のペルセウスって他のキャラクターよりちょっと影薄い気がするのだが...

 

ゼウス → リーアム・ニーソン

ハデス → レイフ・ファインズ

ドラコ隊長 → マッツ・ミケルセン

 

キャラ濃くね?

 

何か他のキャラが際立っていることが多くてサム・ワーシントンに目がいってないときが結構あるんですよww

 

脇役がちょっと濃い・強いっていうのがちょっと気になっちゃいましたww

 

でも「ギリシャ神話」「サム・ワーシントン」ってだけで十分楽しめたからま・ま・満足です!

 

 

『タイタンの戦い』キャスト

 

役名 キャスト 日本語吹替
ペルセウス サム・ワーシントン 藤真 秀
ゼウス リーアム・ニーソン 津嘉山 正種
ハデス レイフ・ファインズ 土師 孝也
イオ ジェマ・アータートン 甲斐田 裕子
ドラコ隊長 マッツ・ミケルセン 大塚 芳忠
王女アンドロメダ アレクサ・ダヴァロス 林 真里花
老父スピローズ ピート・ポスルスウェイト 有本 欽隆
アクリシオス王/カリボス ジェイソン・フレミング 小山 力也

 

監督 ルイ・レテリエ
監督作品 『トランスポーター』『グランドイリュージョン』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

本作は個人的にめちゃめちゃ好きって訳ではありませんが、定期的に観ちゃう作品なんです。

 

人によっては「壮大感が足りない」「淡泊すぎた」という意見もあるようですけど、私が定期的に観ちゃうのはむしろそれがあったからかなと思っています。

 

アバターのような作品はスケールが大きくてめちゃめちゃ面白いんですけど、観てると結構疲れるんです。

 

まだ、そんな歳ではないと思うんですけど...歳なのか?

 

まぁ人それぞれですけど、私は「ギリシャ神話」「サム・ワーシントン」「濃い脇役」「疲れない」これがハマった理由かなと思います。

 

まだの方はぜひチェックしてみてください!

 

それでは以上です。

 

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