(映画.comより画像引用)
こんにちは!そうちゃんです!
今回は映画『BLUE GIANT』のレビューをしていきたいと思います。
こちらの作品は世界一のジャズプレイヤーを目指す青年を描いた漫画原作の作品でございます。
私は原作を未読な上にジャズもよく分からない…
けど、鑑賞中は涙が溢れ出てくる場面がいくつもあってめっちゃ感動しました!
最初に言ってしまうと「ぜひ映画館で観てもらいたい作品」です。
それでは見ていきましょう!
もくじ
作品情報
タイトル | BLUE GIANT |
上映時間 | 120分 |
公開年(日本) | 2023年 |
制作国 | 日本 |
Filmarks 評価(5点満点) | 4.3 |
あらすじ
仙台に暮らす高校生の宮本大。
中学時代に友達と見に行ったジャズの演奏に魅了され、それから毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けてきた。
高校卒業と同時に東京へ上京した大は、高校の同級生である玉田俊二のアパートに転がり込む。
BLUE GIANT レビュー
宮本大すげーな
(映画.comより画像引用)
仙台に住む主人公の宮本大。
高校3年間ひたすらテナーサックスの練習をしてきた大は高校卒業を機に単身東京へ。
まぁこれは分かる。よくありますよね。大学進学とかで地方から東京に来るっていうのは。
だけど、大は大学にいくわけでもなければ、どこかでサックスを勉強するとかでもない様子。
しかも、住む場所も決まっていない中で東京へって…すごいな。
しかも大は、仙台の友達で先に東京の大学に進学していた玉田のアパートに居候することに。
これもすごい。何も言わずにいきなり来て「泊めてくれ」って…
何もかもすごい大ですが、サックスもすごかった。
聴いた人がみんな心揺さぶられ、無名だった大の名前が徐々に広まっていく。
音楽をやっている人って本当に小さい頃から続けている人が多い中で、大は3年という短い期間しかサックスを触っていない。
雪折も3年と聞いて鼻で笑っていましたが、演奏を聴いたら3年とは思えないほどの大の実力を認めている様子でした。
天才なのか?それとも3年間みっちり練習した実力なのか?はたまた好きという気持ちが強いからなのか?いや全部だろうなと思わされたww
漠然と東京に来てサックスやるところとか家も見つかってないのに来ちゃうところとかこういう図太さもあると思うなぁ。
全てがすごかったよ大!!
CGが…
ストーリーも音楽も良かったけど、演奏中のCGが雑だったような…
「どうしたんだ?」って思っちゃっいました。
まぁ演奏中の動きってパターンみたいなものがないから作るの大変なんだろうなとは観ていて感じました。
アニメーションの製作の難しさは分からないけど、こうなるなら2Dでも良かった気がする…
というのも、演奏途中3Dの場面と2Dの場面があって2Dのシーンは本当にすごかった!!
もう鬼滅の刃の上弦の鬼と戦っているかのようなエフェクトに感じたんです。
もちろん斬撃は出ませんけどww
楽器の特徴にあった表現のされた方で圧巻の演奏を聴いているお客さんたちにビビッっと音色が突き刺さる表現が本当に素晴らしかったです。
だから、その演出方法で演奏部分は描いていても良かったのかなぁと感じましたね。
玉田好きだなぁ
(映画.comより画像引用)
玉田くん好きだなぁww
サッカーやってたのにいきなりドラムに興味持って、たった1年であの2人と一緒にライブするなんてスゴすぎる。
でもそうなったのは玉田くんの並々ならぬ努力あってのこと。
その努力が報われた瞬間があるんです!!
超初心者だった玉田くんは猛烈に練習してだんだん上手くなっていくんですけど、本人的にはライブ中にミスをしてしまっていることで2人に迷惑をかけていることが気になってたんですよ。
ライブ後に大や雪折にファンが声をかける中、玉田くんは少し離れたところで見守っているんですけど、そこに1人のおじいさんが声をかけてきたんです。
「この8ヶ月でだんだん上手になっているね。私は君の成長を見にきているんだ。」(ちょっと違うかもですがお許しを)
この言葉を聞いて玉田くんは涙が溢れてくるんです。
こんな言葉言われたら、頑張って続けてきて良かったって思いますよね。
最後のライブも良かったなぁ。
玉田くんはいつも楽譜通りに演奏するのが精一杯で2人のようにソロパートで演奏することはなかったんです。
でも、あの玉田くんが最後のライブでソロでドラム叩いてたんですよ!
それを観たあのときのおじいさんは笑顔で見守りながら目から涙がこぼれ...
もう無理。あれは泣くしかないよ〜
本当にあのおじいさんじゃないけど、この作品は玉田くんの成長物語でもあったんだなって思いましたね。
カッコよかったよ玉田くん!!
まさかのトラブル
(映画.comより画像引用)
いやーびっくりした。
まさか雪折があんなことになるなんて…
ピアニストに限ったことではないけど、楽器は基本手を使うからあんなことになったら以前のように弾けるのか心配だよ。
でも、憧れの舞台でライブという”良い事”があるときは大抵”悪い事”がつきものですよね。少なくともアニメでは。
それをわかっていたにも関わらず、忘れて観入っていたことに驚いているww
命に別状はなかったとはいえ手術から数日しか経っていない状態で出てくるなんて、やっぱり夢の舞台への気持ちが雪折を動かしんでしょうかね。
もちろん3人で演奏するためにも。
So Blue
(映画.comより画像引用)
“So Blue”日本一のジャズライブハウス。
ジャズプレイヤーなら一度はここで演奏したいのだという。
そんな場所で10代のうちに3人でライブをやるという目標を掲げ、各々がレベルアップを図った1年を中盤からラスト手前まで観てきたわけです。
しかし、上でも触れたように雪折がライブに出られなくなったために中止を考えるも大は玉田と2人で出演することに。
雪折はこのライブ前にある有名なジャズバンドのピアニスト代理で出演し雑誌にも掲載され期待していたお客さんもいたと思います。
それが雪折が事故にあったことを聞いて彼を知るアキコさんは涙。若く才能に溢れた逸材がもしかしたらピアノが弾けなくなるかもしれないと思うと胸が苦しくなりますよね。
みんなが大丈夫かな?と心配する中、ライブが始まり、みんなが大と玉田の演奏に引き込まれる。
圧倒的迫力に「2人でこれかよ!!3人だったらどうなるんだ!?」と考えているんじゃないかと思わせるお客さんの表情。
そして、玉田くんがまさかのソロに挑む!
あれを観たときはあのおじいさんと同じように泣いてしまった。
ライブが終わりスタンディングオーベーションの中、2人はステージを後にするとそこには雪折がっ!?
まさかの左手だけでアンコールで演奏すると言うじゃないか。
登場したときは誰もが驚いていたけど、怪我人とは思えないほどの圧巻のパフォーマンス。しかもソロまで!?
色々あったけど3人で目標だったSo Blueでのライブを果たすことができたというわけですね。
本当にこのライブはヤバかったよww
3人のことを知るからこそこのライブは感動した。
これは本当に映画館で観ないと損するやつですね。
BLUE GIANT キャスト
役名 | キャスト |
宮本 大 | 山田 裕 |
玉田 俊二 | 岡山 天音 |
沢辺 雪祈 | 間宮 祥太朗 |
監督 | 立川 譲 |
監督作品 『名探偵コナン ゼロの執行人』 |
まとめ
BLUE GIANTめちゃくちゃよかったです!
原作を読んでいない私でも入りやすいストーリーで楽しめました!
そして、何よりも大、雪折、玉田くんのライブの激しさがガンガン伝わってきました!!
これは本当に映画館で観てほしい作品ですね。
それでは以上です。