(映画.comより画像引用)
こんにちは!そうちゃんです!
今回は映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』のレビューをしていきたいと思います。
私的、マーベル作品の中でも結構好きなヒーローがアントマンだったりしますww
1、2作品目はめちゃめちゃ面白くて何回も繰り返し観ていました!
そしてついにマーベル作品の中でも比較的多い3作目が公開となり劇場で観てきたのでレビューしていきたいと思います。
もくじ
作品情報
タイトル | アントマン&ワスプ : クアントマニア |
上映時間 | 125分 |
公開年(日本) | 2023年 |
制作国 | アメリカ |
Filmarks 評価(5点満点) | 3.8 |
あらすじ
サノスとの戦いの後、すっかり有名人となった"アントマン"ことスコット・ラング。
ある日、実験中の事故によりホープや娘のキャシーらとともに量子世界に引きずり込まれてしまう。
辿り着いた量子世界はスコットが以前踏み込んだ世界とは異なり、文明が築かれていた。
そんな世界を治めるのは、すべてを征服する謎の男カーン...
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アントマン&ワスプ クアントマニア レビュー
すっかり有名人
サノス軍との戦いで活躍したスコット。
人々からも認められ、街を歩けばみんなが振り返ったり「もしかしてあの人があのアントマン!?」みたいな感じで笑顔で手を振ったりともう有名人。
カフェに入ると店主のおじいちゃんもスコットのことを知っているようでタダでコーヒーを渡すほど。
だけど店を出るときに「スパイダーマン!!」って言われた時はめちゃめちゃ面白かったww
何はともあれ有名になったスコットは調子に乗って自伝本を出版。
まぁ元をたどればスコットというよりピム博士のおかげだと思うけど…
それを言わないピム博士とそんなこと考えずに本を出版しちゃう2人が好きww
娘登場
(映画.comより画像引用)
スコットの娘キャシーは1作目から登場しています。
他のヒーローに比べても自分の娘がこれだけたくさん登場するのはないことですよね。
だから、本作でも登場するんだろうと思っていたけど、まさかの成長に驚いた!!
インフィニティー・ウォーのときに、サノスの指パッチンによってハンク家が消えてしまってから、キャシーはハンク・ピムの研究に興味を持ってのめり込んだみたい。
たった5年で、それもたった1人で量子世界のことを独学していることが凄すぎる!!
『アントマン&ワスプ』の時はまだ子供だったのに...凄い!
本作は良くも悪くもキャシーが量子世界について学び、ある装置を作ったことから物語は進んでいきます。
今後ヒーローとして活躍するのかはまだ分かりませんが、女性ヒーローが増えそうな予感はしますね!
エンドゲームみたいなバトルシーン!!
(映画.comより画像引用)
最後のバトルシーンは見応えがありました!
普通に建物を走りながら壊してたし、円盤みたいな建物をもぎ取って盾みたいにしてたし。
そんなスコットもカッコ良かったけど、量子世界の戦士たちが「ウォー!!」って敵に向かっていくところはエンドゲームを思い出しました。
カッコ良すぎて泣きそうになっちゃいましたww
それに最後のカーンとの一騎打ち。あれもヤバかった!!
アントマンって突然小さくなったり元に戻ったりっていう対応が難しい戦い方をするんですよね。
そんなアントマンがスーツの力を使わず(使えなかった)にカーンと殴り合うシーンは一瞬、「もしかして...」と思っちゃいました。
だけど、タイトルにあるようにこの映画は”アントマン&ワスプ”なんです。
もしかしてと思ったときにワスプが助けに来て一瞬頭によぎった最悪の結末にならなくてホントに良かったぁ。
本作のバトルはシリーズの中でも1番見応えがあって満足です!!!
ドラマ『ロキ』
今回のラスボスカーンはドラマ『ロキ』で初登場したキャラクター。
このカーンという人物を理解するのはすごく難しい。できたのかもよく分からない。
なのでまずは確認も踏まえてドラマ『ロキ』のカーンやTVAについて話していきます。
まずロキで登場したカーンは自分を”在り続ける者”と言っていました。
この在り続ける者が世界を管理しているんです。
どういうことかと言うと、この在り続ける者には変異体が複数体存在しているんです。
変異体というのはマルチバースに存在する自分って感じと言えばいいんですかね。
その在り続ける者の変異体たちがマルチバースのことに気づいて、お互いに接触できないかを試みたんです。
接触してお互いの宇宙のことを共有し、それを自分の宇宙に取り入れるなど最初は良かったんです。
でも、変異体の中には悪い奴もいて、次第に争いが起こってしまうことに。
そこで、在り続ける者がいくつも存在する時間軸の中からある時間軸だけを正しいものとしてその秩序を守ろうと考えたんです。
そしてそれを守るための組織”TVA”を創設してお互いが干渉しないようにしていたんです。
例を出すと、ロキは『インフィニティー・ウォー』でサノスに殺されてしまいます。これが本来の筋書きなんです。
でも、エンドゲームでアベンジャーズが過去に戻ったことで歴史が変わり、ロキが生き延びてしまったことで正しい時間軸から外れてしまったんです。
それによりドラマの冒頭にあるようにTVAに捕まってしまったという訳なんです。
ここまで話してきて、ドラマ『ロキ』のカーンがいなくなるとどうなるのか?
カーンによってこれまでアベンジャーズたちの世界(MCU)に他の多元宇宙が攻めてくることはありませんでした。
しかし、それが始まるということなんです。
じゃあ今回の『アントマン&ワスプ クアントマニア』に登場したカーンは一体何者なのか?
本作のカーン
(映画.comより画像引用)
今回アントマンが戦ったカーンは上でも話したように変異体のひとり。
ドラマ『ロキ』のカーンはシルヴィというロキの変異体が殺してしまいましたし、本作のカーンは「追放された」と言っていることからおそらく別人だと思われます。
なぜ追放されたのかは語られていませんでしたが、おそらく他の宇宙を破壊しようとしたために他の”カーンたち”によって量子世界に追放されたのかなと。
“カーンたち”とはポストクレジットで3人のカーンが映ったあと、たくさんのカーンがコロシアムのような場所に集まっていました。
これはカーン評議会というらしく最初に映った3人のカーンはカーンたちの中でも中心人物なのでしょう。
本作に登場したカーンがこの”世界を征服する”という目的には邪魔な存在だったことがこのポストクレジットからも分かりました。
そして、映画の最後に「カーンは帰ってくる」とありましたが、あれは今回のカーンではなく他の変異体カーンたちのことなのだと思われます。
もしかすると、2025年に公開予定の『アベンジャーズ/カーン・ダイナシティ』でこの変異体カーンたちと戦うのかもしれませんね。
うーん、難しいぞ変異体。
『アベンジャーズ/カーン・ダイナシティ』への繋がり
ポストクレジットでなぜカーンたちは「手を打たねば」と言ったのか?
おそらく、アントマンたちがカーンを倒したこと、アベンジャーズたちヒーローがマルチバースの存在に気づき始めたことで自分たちの目的成就に支障が出ると思ったから。
スコットもカーンを倒したことを異様に心配していましたが、おそらくその心配が現実に起こってしまうんでしょうね。
だから、『アベンジャーズ/カーン・ダイナシティ』でカーンたちがMCUの世界に侵攻してくるのかなとなんとなく予想しますが、エンドクレジットでロキが登場しましたよね。
ロキはTVAに捕まった身ですが、いつしかTVAの職員のような立場で動いてました。この変化は嬉しい!!
エンドクレジットで登場したロキは相棒のメビウスと”ビクター・タイムリー”なるカーンの変異体の元に現れます。
そしてロキは「怪物だ」と一言。
おそらくここからドラマ『ロキ シーズン2』に繋がっていくのかもしれません。
まぁドラマの中でカーンを倒すことはないと思いますが、倒すためのヒントを見つけられるかもしれませんね。
とりあえず観るっきゃないww
アントマン&ワスプ クアントマニア キャスト
役名 | キャスト | 日本語吹替 |
スコット・ラング/アントマン | ポール・ラッド | 木内 秀信 |
ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ | エヴァンジェリン・リリー | 内田 有紀 |
カーン | ジョナサン・メジャース | 中村 和正 |
キャシー・ラング | キャスリン・ニュートン | 高橋 李依 |
ジャネット・ヴァン・ダイン | ミシェル・ファイファー | 高島 雅羅 |
ハンク・ピム | マイケル・ダグラス | 御友 公喜 |
監督 | ペイトン・リード |
監督作品 『アントマンシリーズ』『イエスマン』 |
まとめ
アベンジャーズの中でも特に好きなアントマン。
本作も楽しませてもらいましたが、ちょっと残念なところが…
スコットと刑務所で知り合った友人ルイスが出てない…
それにルイスが設立した警備会社で働くカートとデイヴも出ていない…
この3人はめちゃめちゃ面白かっただけに、本作でさらに面白くなって戻ってくるのかな〜って思ったんですけど残念。
でも、今回のアントマンはこれまでになく結構危ない目に遭っていたからハラハラしました。
これから本格的にアベンジャーズが再始動するのかなと思うと楽しみで仕方ないですね!
それでは今回は以上です。