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映画『透明人間』あらすじ・感想・考察【ネタバレ解説】リーワネル監督のリメイク版サイコスリラー誕生!見えない敵とどう戦う?

(The Invisible Man公式Facebookより引用)

 

こんにちは!そうちゃんです!

 

今回は映画『透明人間』を紹介します!

 

本作は1933年版の『透明人間』を現代風にアレンジして公開されたリメイク作品です。

 

透明人間というと女性が着替えているところを覗くエロティックな感じかなと想像してたけど、全然違いました!

 

科学が進歩すればこんなことも出来てしまうのか!?というくらい驚きと恐怖心を掻き立てられる作品です。

 

監督はスリラー映画で有名な『ソウ』の脚本家で知れられるリー・ワネル

 

ちなみに『ソウ』シリーズは最も成功したホラー映画シリーズとしてギネス世界記録に認定される作品です。

 

本作もやっぱり怖かったです!

 

というわけで、早速あらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!

 

それでは見ていきましょう!

 

『透明人間』作品情報

 

タイトル 透明人間
上映時間 124分
公開年(日本) 2020年
制作国 アメリカ
Filmarks 評価(5点満点) 3.8

 

『透明人間』あらすじ

 

 

セシリアは、ベッドに居る。

 

その横には大富豪で天才光学研究者エイドリアンが寝ている。

 

セシリアは彼と一緒に寝るのかと思いきや彼を起こさないようにそーっと何か準備を始める。

 

それはエイドリアンの異常なまでな束縛から逃れるため、真夜中に自宅から抜け出そうとしていたのだ。

 

セシリアは家から抜け出し、少し歩いた道路で妹のエミリーを待っていた。

 

ようやく到着したエミリーでしたが事情を知らず困惑していた。

 

すると物凄い勢いで走って来たエイドリアンは、そのままの勢いでガラスを叩き割る。

 

エミリーは車を走らせ、セシリアはようやくエイドリアンの束縛から解放されたのだ。

 

その後、幼馴染で刑事のジェームズもとに身を寄せるも「追ってくるのでは?」と怯える日々が続く。

 

しかし、妹のエミリーがエイドリアンは手首を切って自殺したことを伝えに来たのだ。

 

エイドリアンの弟で弁護士のトムはエイドリアンの遺産相続として5億円をセシリアに残したことを聞かされる。

 

全てが終わりセシリアの表情にも笑顔が戻る。

 

しかし、ある晩に人がいるような気配を感じる。

 

すると、セシリアの周りで異変が起こり始め、透明人間がいると確信する。

 

その正体とは?...

 

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『透明人間』感想

 


注目のポイント

  • ドキドキ!!
  • インビジブルより怖い
  • エリザベス・モスすごいなぁ

 

ドキドキ!!

 

映画を観る前は中盤くらいに透明人間が現れてスリラーチックになると思っていたんです。

 

だけど、全然違いましたね。

 

始まってすぐに

セシリアがそーっと準備を始めて、何やってんの?と画面にくぎ付け!

エイドリアンから逃げようとしてるのねと気づくも車に乗ってすぐにエイドリアンが走ってきてマジで心臓止まりそうでした!

 

全然ホッとできません。

 

というか、最初からこんなことになるとは思わなかったので、コーヒー淹れてて見逃してましたwww

 

所々落ち着くところはあるんですけど、やっぱり相手が目に見えないので緊張感が落ち着かないんですよね。

 

緊張感の止まないまま2時間って結構疲れますねwww

 

でもさすがリー・ワネルって感じですね!

 

面白かったです!!

 

インビジブルより怖い

 

昔ケビン・ベーコン主演の『インビジブル』という映画を観ました。

 

この映画はケビン・ベーコン演じる天才科学者が生物を透明化し、そこからちゃんと復元できるようにする研究をしていました。

最初は動物を実験体としていましたが、自らの体で実験を行ったのです。

実験は上手くいきますが、復元の実験が上手くいかないことや元恋人が同僚と付き合っていることへの苛立ちからメンバーの殺害を企てる。

 

という映画なんですが、この天才科学者は透明になったことをいいことにレイプや不法侵入したりもしているんです。

 

でも、映画の演出で足跡で「いるんだな」と観ていて分かったのでそこまで怖くはなかったです。

 

ですから、本作もそんな感じかなと思っていたのですが、違いましたね。

 

本作は何が怖いって現実味がある設定なんですよ。

 

(The Invisible Man公式Facebookより引用)

 

『インビジブル』は透明になる薬でしたが、本作は透明になるスーツです。

 

だからこそ、怖い。

 

薬は服用するから上手く透明化するか分からないし、副作用とかもあるし現実的じゃないですよね。

 

だけど、スーツは「もしかしたら?」ってちょっと思いますよね!?

 

ヤバいよ!ヤバいよ!ですよ。

 

他にも『インビジブル』はケビン・コスナー目線で展開されるシーンが多かったので何が起こるか予想しやすかったんです。

 

本作はセシリアが何か気配を感じて家の中を見て回るんですけど、音もしないし足跡もないんです。

 

ホントにいきなり何かが起こるのでより怖さを増幅させられるところがインビジブルとは違いましたね。

 

このように『インビジブル』と比較すると本作の方がやっぱり怖いなぁと感じました。

 

エリザベス・モスすごいなぁ

(The Invisible Man公式Facebookより引用)

 

本作でセシリアを演じたエリザベス・モス。

 

エリザベス・モスと言えばテレビドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でゴールデングローブ主演女優賞を受賞しています。

 

本作は「見えない敵」に翻弄され復讐するという素人からしても難しい役回りだったのではと感じています。

 

しかし、透明人間に翻弄され、だんだんやつれていく姿や必死に抵抗するシーンはさすがだなぁと思いました。

 

だからこそ、ラストの安堵した表情が凄く説得力を感じたんですよね。

 

これまで散々ひどい目に遭わされた仕返しを相手と同じようにスーツを着て実行するとは...

 

ラストはスーツというよりセシリア、イヤ、女性って怖いなぁと思っちゃいました。

 

他にも頼れる人がどんどん離れていき、これからどうしよう!?っていう恐怖や不安っていうのも感じさせられました。

 

頼れる人がいないってこんなに怖いのか!?

 

多分私だったら指くわえながら「どうしよう!?どうしよう!?」ってずっと言ってると思う...大丈夫か私?

 

とにかくエリザベス・モスの演技あってこその『透明人間』が完成したと言っても過言ではないくらいすごかったです!

『透明人間』キャスト

 

役名 キャスト 日本語吹替
セシリア・カス エリザベス・モス 本名 陽子
エイドリアン・グリフィン オリヴァー・ジャクソン=コーエン 福田 賢二
ジェームズ・レイニア オルディス・ホッジ 辻井 健吾
シドニー・レイニア ストーム・リード
エミリー・カス ハリエット・ダイアー 竹内 夕己美
トム・グリフィン マイケル・ドーマン 酒井 敏幸

 

監督 リー・ワネル
監督作品 『アップグレード』

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

透明人間系の映画って基本怖いですよね。

 

やっぱりいつどうなるかが予測できないので気を緩められないんです。

 

まぁそれが楽しいんですけどねww

 

でも本作はキャストの演技も素晴らしかったしかなり現実味のある設定ということで今までにない作品だったなぁと思います。

 

まだの方はぜひチェックしてみてください!

 

エリザベス・モスもチェックです!

 

それでは以上です。

 

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