(Marvel公式Facebookより画像引用)
こんにちは!そうちゃんです!
今回はマーベル最新作の『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』のレビューをしていきます。
『ドクター・ストレンジ』が日本で公開されたのが2017年になるので、もう5年前なんですね。
間が空いたとはいえ、サノス戦後のドクター・ストレンジ単体作品が観れるのはホントに楽しみでした。
本記事はネタバレを含むのでこれから観る予定の方はご注意を!!
それでは見ていきましょう!
もくじ
作品情報
タイトル | ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス |
上映時間 | 126分 |
公開年(日本) | 2022年5月4日 |
制作国 | アメリカ |
Filmarks 評価(5点満点) | 4.0 |
あらすじ
『スパイダーマン/ノーウェイホーム』の後。
ストレンジは、謎の少女を敵から逃げる夢を見た。
その後、タコの巨大怪物が街に現れて暴れ回っていることに気づいたストレンジは戦うことに。
しかし、そこには夢で見た少女がいて、怪物に狙われていたのだ。
少女を助けたストレンジとウォンは少女が別次元のユニバースに移動する能力を持っているを知る。
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『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』 感想 ※ネタバレ有り
のっけからクライマックス
いやー驚きました…
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の後なので、彼のことを惜しんで静かな入りになるのかなと思ってたんです。
だけど、いきなりストレンジが謎の女の子と一緒に怪物から逃げてたんです(ヒョエー!!)。
こういうのは「なんだ!なんだ!!」って引き込まれちゃいますよね。
それにストレンジのことはもちろん知ってるけどいつもとちょっと違う。
オールバックでしかもポニーテールって。なんとも言えないww
まぁそのこととか新キャラクターの女の子、なぜか2人を追いかける怪物。
分からないことだらけなのに、「オォーーー!!」ってなってたな~。
もう~のっけからとにかく楽しかったww
でも、ストレンジと女の子の一連のシーンはストレンジの夢だったんですけど...
後々夢で見た自分と女の子は別の宇宙で実際に起きていることだったのは、興味深いですよね。
これから他のヒーロー作品で夢を見るシーンがあったら注意して見なきゃね。
ワンダ…
(Marvel公式Facebookより画像引用)
『ワンダヴィジョン』皆さん観ましたか?
私は一応観てから映画を観ました。
ワンダヴィジョンはワンダがヴィジョンが死んでしまった悲しみから理想の暮らしを実現するためにパワーを使っちゃうんです。
ただそれは関係のない一般人をも巻き込むもので、ワンダはまた悪者になってしまうんですね~。
最後は一般人を解放し、自身も反省してました。
まぁ簡潔に言うと「道を踏み外したけど周りの説得で正しい行いをする」という流れ。
だから、ストレンジがさらに強くなったワンダに力を借りるのかなと思ってたんです。
だってドラマを観た感じでは、ワンダは「自分が間違っていた」ことを最後には自覚していましたから。
でも、まさかの敵だったとは…
「嘘でしょ」
映画を観てる間ずっとそう思ってたけど、悪者キャラは止まらなかったよね。
ドラマで既に悪者になりかけてたから、映画で敵になっちゃったらもうここから変わることはないとも思える。
ホワット・イフ...?
(Marvel公式Facebookより画像引用)
『ホワット・イフ...?』こちらもご存知でしょうか?
こちらは”もしもの世界”を題材にしたアニメになっています。
どういうことかと言いますと、
例えば、キャプテン・アメリカといえば”スティーブ・ロジャース”ですよね。
それが「恋人でエージェントのペギー・カーターがキャプテン・アメリカだったら…」みたいな!!
『ホワット・イフ』ではそういうお話がいくつかあるんです。
今回はアメリカ・チャベスの力によって"アース838"という別の宇宙の地球に飛び、今説明したペギー版キャプテン・アメリカが登場しました!!
だから、「うわ!?ホワット・イフじゃん!!」ってちょっと興奮したww
あとはキャプテン・マーベルはキャロル・ダンバースですが、その親友のマリア・ランボーがキャプテン・マーベルとして登場。
「うわー他の宇宙だとこの人なんだー」って想像するのが楽しかったww
『ホワット・イフ』ではキャプテン・マーベルのお話はありませんでしたが、きっと他のヒーローも他の宇宙ではヒーローじゃないかもしれないし、その親友がヒーローかもしれないわけですよね。
ホント”もしも”ですよね。
イルミナティ
ホワット・イフからは少し離れますが、ストレンジたちが飛んだアース838では"イルミナティ"という組織が出てきました。
近いところだとアベンジャーズの立ち位置になるのかな?
その組織に上で触れたペギー版キャプテン・アメリカやマリア版キャプテン・マーベルがいましたね。
さらに、
- ファンタスティック4のリーダー”ミスター・ファンタスティック”
- マーベル・テレビジョンとABC製作のドラマ『インヒューマンズ』から”ブラックボルト”
- X-MENの”プロフェッサーX”
- そしてストレンジの友人であった”マスター・モルド”
アベンジャーズは曲者揃いな印象ですが、イルミナティはリーダー中のリーダーが集結した感じがします。
これには勝てる奴いないだろww
でも、実際には全員ワンダに殺されてしまいました。
ストレンジやアメリカ・チャベスと協力すれば倒せたかもしれないけど、結局全滅。
これだけのメンツがもう出てくることがないと思うと残念でならない…
けど、正直彼らが出てくるとは想像もしていなかったので、X-MENのウルヴァリンとかゴーストライダーとかがヒーローと戦うなんてこともあるかもしれない訳ですよね。
それはそれで今まで以上に楽しみ!!
ドリームウォーク
(Marvel公式Facebookより画像引用)
ドリームウォークは、
“ダークホールド使用者が別次元の自分の精神に入り込める”というもの。
アメリカ・チャベスの発言によると、「夢に出てくる自分は自身のことではなくて別次元の自分」であることが判明。
つまり夢に自分が出てくる時点で別次元に自分がいることが確定しているわけです。
だから、”アース838”という別次元にいる子供と楽しそうに暮らしている自分をワンダは乗っ取ろうとしたんですね。
まぁ自分は辛い思いをしているのに、他の宇宙の自分は子供と楽しそうにしてたら妬む気持ちも分からなくはない。
けど結局、顔がそっくりの女の人にお母さんが傷つけられ、子供たちはワンダに敵対心や恐怖心を持ち、ワンダは諦めざるを得なくなってしまいました。
それで最後に全てのダークホールドを破壊して終わったけど...
ワンダは全てのダークホールドを消したのかな?
そこら辺がよく分からないんだよな。
もし本だけを消したのなら他の宇宙にはあの遺跡が残ってるってことですよね?
でも、最後に遺跡が壊れたから、それがイコール"他の宇宙に存在しているダークホールドを消した"ってことになるのかな?
そこがイマイチ分からない。
疑問・考察
ヴィシャンディの書
ダークホールドの凄まじい力に対抗できるのがヴィシャンティの書。
ワンダが全てのダークホールドを消し去ったとはいえ、ヴィシャンティの書があって損はないと思うんです。
それにストレンジはインカージョンという"宇宙同士が衝突し消滅する現象"のきっかけを作っています。
もしかしたら、それを防ぐ方法も書いてあるかもしれません。
アース838のヴィシャンティの書はおそらく消えてしまったと思いますが、オリジナルのストレンジの世界であるアース616のヴィシャンティの書はまだ発見されていません。
次回作はもしかすると”インカージョンを止める”内容かもしれませんから、ヴィシャンティの書を手に入れる可能性はなくはないかも。
多元宇宙絡みの作品が今後も出てくるとなると今までにない危険な状況に陥るかもしれませんから、次回作で手に入れるのか、はたまた、ストレンジではない別の人間が手にするのか気になります。
ワンダ
率直にホントに死んでしまったのかが疑問。
アース838のレジェンドヒーローたちをたった1人で倒してしまう力を持っていたんですよ。
瓦礫の下敷きになって終わるとは思えないけど…
全ての宇宙のダークホールドを消し去った代償ということであれば納得はできなくもない。
でも、こういうのって実際に死んでしまったシーンが映らないと後々実は生きてましたってなることあるじゃないですか?
だから、生きてるんじゃないかなと思うんですよね。
でないと、ワンダはホントに可哀そうなキャラで終わってしまうよ。
第3の眼
どこの次元かわからない世界に飛ばされた先のストレンジや一件落着して元の世界に戻ったストレンジの額に眼がーーーー!!
これはどういうことなのか?
一説によるとダークホールドの代償らしい。
しかし、ワンダにはありませんでした。
となると、”死体を操る”という禁忌を犯したことが原因なのかもしれません。
もう消えることはないのかな?
開眼したことで新しい力を得るのか?
はたまた呪いのようにストレンジの体を蝕んでいくのか?
ここは次回作で分かっていくと思いますから楽しみですね。
アメリカ・チャベス登場による可能性
疑問というか期待なんですけど、アメリカとストレンジがアース838に行く途中いくつかの宇宙を素通りしましたよね。
その中にアニメチックな世界がありました。
マーベルのアニメというと『ホワット・イフ』と『スパイダーマン : スパイダーバース』が思いつきます。
別次元のストレンジではありますが、ホワット・イフに登場した多元宇宙を監視するウォッチャーとストレンジは接触しています。
状況が状況だったとはいえウォッチャーはストレンジに大事な役割を任せていますから、もし2人が接触したら面白そう。
それとこちらの方が期待大ではあるんですけど、マイルス・モラレスですよ!!
ゲーム『マーベルスパイダーマン』では本家スパイダーマンとスパイダーマンになる前のマイルスは友人関係にあります。
次回作の『マーベルスパイダーマン2』のトレーラーでは一緒に戦っている映像も公開されています。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマンはひとりぼっちになってしまいましたから、一緒に戦う仲間が出てきてくれるとファンとしては嬉しい。
というふうに、アメリカの能力はこんなことも可能にしてしまうのではないかと思わされるので、これからどんどんヒーローやヴィランが登場する予感がしますね。
ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス キャスト
役名 | キャスト | 日本語吹替 |
ドクター・ストレンジ | ベネディクト・カンバーバッチ | 小野 大輔 |
クリスティン・パーマー | レイチェル・マクアダムス | 松下 奈緒 |
ウォン | ベネディクト・ウォン | 田中 美央 |
アメリカ・チャベス | ソーチー・ゴメス | 鬼頭 明里 |
ワンダ・マキシモフ | エリザベス・オルセン | 行成 とあ |
モルド | キウェテル・イジョフォー | 小野 大輔 |
監督 | サム・ライミ |
監督作品 『スパイダーマン』『オズ はじまりの戦い』 |
まとめ
いかがだったでしょうか?
マーベルはホントに終わりがないからいつもワクワクしますよね。
本作は転換期に突入したような気がします。
これを機に新しいキャラクターや別の宇宙に存在しているキャラクターと接触するなんてこともあるんじゃないでしょうか。
こんなことを考えるだけで楽しいですよね。
これからが楽しみ!!
それでは以上です。
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