(Netflix公式Facebookより引用)
こんにちは!そうちゃんです!
今回はNETFLIXオリジナル作品『THE CALL/ザ・コール』を紹介します!
こちらは韓国映画になりまして、元々は2020年の3月頃に劇場にて公開予定でしたが、コロナの影響でNETFLIXから全世界同時配信となりました。
これまで韓国映画は『アジョシ』と『パラサイト 半地下の家族』くらいしか観たことなかったんです。
ただ、前評判がかなり良かったので観てみたらめちゃめちゃ面白かったのでご紹介します!
というわけで、早速あらすじ・感想をネタバレ形式で解説していきます!
それでは見ていきましょう!
もくじ
『THE CALL/ザ・コール』作品情報
タイトル | THE CALL/ザ・コール |
上映時間 | 112分 |
公開年(日本) | 2020年 |
制作国 | 韓国 |
Filmarks 評価(5点満点) | 3.9 |
『THE CALL/ザ・コール』あらすじ
人生が真っ暗になっていた若い女性。
家族との歪な記憶を胸にしまっていると、古い電話が鳴る。
なにげなくその受話器をとると、聞こえてくるのは切羽詰まって助けを呼ぶ少女の声。
しだいに判明するのは普通では説明できない現象による繋がりだった。
同じ家に暮らす2人の女の人生が大きく歪み始める。
その先に待っているのは…。
『THE CALL/ザ・コール』感想
注目のポイント
- 展開がスムーズ
- 魅せ方が工夫されている
- 互いの武器
- ラストの意味は?
展開がスムーズ
ストーリーの展開はスムーズに進んでいきます。
あらすじにもあるように本作はスマホではなくちょっと古い電話機から変わった電話があります。
それは序盤すぐに起こります。
BGMがほぼないですし、あっても静かなものなので、昔の電話機ならではの大きい着信音がめちゃめちゃ怖い。
そして、すぐに地下室があることに気づくんですが、これがパラサイトっぽいんですよね。
地下にあった日記から電話の正体が判明し、電話の主ヨンスクとその後も電話でやりとりを始めます。
ここでのポイントは
ヨンスクは主人公のソヨンからすると過去の人間
過去と未来で2人は同じ家に住み、同じ電話機でヨンスクとソヨンが電話をしていると言うことです。
この電話を通してヨンスクはソヨンが小さい時に火事で父親を失っていることを知ります。
そして、もしかしたらソヨンの父親を火事から救えるかもしれないとしてヨンスクは行動に出ます。
この行動が成功し、未来が変わりソヨンの父親が現在も存命していることになり、ソヨンの現在も書き換わります。
ヨンスクがソヨンを助けるために家から飛び出した時の音楽がこれまで静かだった分超カッコいい!
さらに、ソヨンの現在が変わっていく様は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようで面白かったです。
ところが、そこから2人の関係が崩れてゆきます。
ここまでの展開が約40分ほどなので、かなりスムーズな進み具合が観ていてストレスがなく楽しめました!
魅せ方が工夫されている
本作はヨンスクとソヨンが同じ家、同じ電話機を通じて2人の関係が築かれていきます。
しかし、この2人との年月の差は20年。
20年もの差ですから、家の感じも違います。
過去と未来で装飾も細かく異なっていたり、ソヨンが壁だと思っていたのは地下室を塞ぐ張りぼてという明らかに過去に何かあったことが分かります。
他にもソヨンとヨンスクは最初は似た者同士という感じでした。
どちらも母親が嫌いでした。
しかし、
ヨンスクが小さいころのソヨンを助けたことで未来が変わり、ソヨンは今とは違って華やかな暮らしを送ることが出来るようになります
まるで陰と陽にはっきりと分かれました。
そして、未来が変わってから、ソヨンのファッションやヘアメイクも変わっていきます。
序盤のファッションは少し暗めのカラーを取り入れており、ヘアメイクも落ち着いた印象。
未来が変わってからはパステルカラーを取り入れいかにもお嬢様っぽいファッションとヘアメイクです。
一方のヨンスクは、赤やヒョウ柄とかなり強めの印象です。
本作は表情やセリフから「あれはどういう意味だったんだろう?」と考察していくよりは目に見えて変化が分かるので面白かったです。
互いの武器
2人は過去と未来の存在です。
- ヨンスクは自分の行いにより未来を変えられる。
- ソヨンはヨンスクのいる過去に何があったかが分かる。
ヨンスクの行いで未来が変われば、ソヨンが知る過去の情報も変わります。
どちらにとっても致命的と言える武器を持っているという訳です。
いや~本作約40分過ぎからの2人の関係性はスゴかったですね~。
今まで母親からのひどい仕打ちで辛い想いをする日々に、信じられないようなきっかけでソヨンと出会い、ソヨンのために過去も変えました。
ただ、ソヨンは家族との日常に浸り、自分を蔑ろにされたこと、養母を殺害したことで覚醒してしまったんですね。
ソヨンもまさかヨンスクが連続殺人鬼になるとは思いもしなかったと思います。
ラストの意味は?
あれはどういう意味だったのでしょう?
いきなり質問して申し訳ないんですが、結局ヨンスクは死んでいなかったということですよね?
私が想うに、
ソヨンとお母さんが無事だったというシーンは一時的にヨンスクの心臓が止まっていた
しかし、ヨンスクは息を吹き返し、ソヨンとお母さんが無事という未来がまた書き換えられてしまったということかなと考えています。
もしかすると、20年後のヨンスクの存在が現れたとき、既に過去のヨンスクとやり取りをしていたということですね。
だとすると、スゴイ展開!
助けてくれた相手に殺されかけるとは想像もしてなかったでしょうね。
『THE CALL/ザ・コール』キャスト
役名 | キャスト |
ソヨン | パク・シネ |
ヨンスク | チョン・ジョンソ |
ソヨンのお母さん | キム・ソンリョン |
ソヨンのお父さん | ペク・ホサン |
ヨンスクの養母 | イエル |
警察官 | イ・ドンフィ |
幼い頃のソヨン | オム・ジェヨン |
監督 | イ・チュンヒョン |
長編映画初監督作品 |
まとめ
いかがだったでしょうか?
私自身あんまり韓国映画を観てこなかったので、新鮮でとても楽しめました!
少し前からK-POPが流行っていますが、K-MOVIEくるかもしれませんね。
いや、きますね~!
『THE CALL/ザ・コール』まだの方はぜひチェックしてみてください!
それでは以上です。
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