こんにちは!そうちゃんです!
今回はゲーム「ライフイズストレンジ」をご紹介します!
本作は2016年に日本で発売となった「ライフイズストレンジ」シリーズの第1作目。
主人公のマックスがある日を境に手に入れた”時間を巻き戻す”能力を使って自分の周りで起こる数々の悲劇を回避していくアドベンチャーゲーム。
数々のタイトルを獲得しゲームファンからも高い評価や人気を誇る本作。
2021年には3作目となる「ライフイズストレンジ : トゥルーカラーズ」が発売予定となっています。
3作目発売の前にまだ遊んだことのない方は本記事を参考にしてみて下さい。
本記事はネタバレなしで解説していきますので、購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
もくじ
作品情報
プラットフォーム | PS4 / Steam / Xbox 360 / Xbox One / ios・Android / Nintendo Switch |
発売日 | 2016年3月3日(日本) |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
プレイ人数 | 1人 |
発売元 | スクウェア・エニックス |
開発元 | DONTNOD Entertainment |
ストーリー
アメリカ・オレゴン州の架空の田舎街「アルカディア・ベイ」が舞台。
5年前に街を離れた主人公のマックスは再び街に戻り、ブラックウェル高校の写真学科に通っていた。
ある日、女子トイレで青い蝶の写真を撮っていると言い争いをする男女が入ってきた。
争いはエスカレートし男子生徒は銃で女子生徒を打ったのだ。
それを見ていたマックスは咄嗟に手を伸ばした瞬間、時間が巻き戻り終わったはずの授業に戻っていた。
マックスは自分が”時間を巻き戻す”能力があることを理解し、打たれたはずの女子生徒を救う。
その助けた女子生徒はマックスのかつての親友・クロエだった。
プレイ感想
懐かしさと美しさのある世界
田舎町が舞台とあってとても懐かしさを感じられます。
個人的にはこの作品の”夕方”のシーンがすごく気に入ってます。
夕方って1日が終わるような感覚がありますよね。
だから、「今日も終わりかぁ〜」と寂しくなりますが、この作品の風景と夕方はめちゃくちゃ美しい。
そこにノスタルジックな音楽が合わさってむちゃくちゃ引き込まれまちゃいます。
ノスタルジックな音楽
上でも書きましたが、この作品は音楽も良いんですよ!
以前紹介した「TheLastofUs Part2」もそうですが、名作と言われるゲームはストーリーやグラフィックだけでなく音楽も良いですよね(今更ww)
時々、街並みや風景をいい感じのカットで繋げたムービーが流れるんですけど、その時に流れるBGMも最高にマッチしていて見ていて気持ちがいいです。
ジャンルとしてはエレクトロニック系が多いですね〜
アコースティック要素もありますし、ロック系もストレスがかからないので、普段聴きもおすすめです!
味のあるグラフィック
最近のゲームは「グラフィックは綺麗で当たり前」という感覚になってきています。
確かにハードの性能も向上していますから、綺麗が当たり前というのも分かります。
ただ、本作は、
- 『The Last of Us Part2』
- 『Horizon Zero Dawn』
- 『ファイナルファンタジーVII REMAKE』
といった実写と間違えそうな作品と同じようなグラフィッククオリティーではありません。
じゃあ"悪い"のかといえば、そうではありません。
本作はまるで絵を描いたような味のあるグラフィックに仕上がっています。
最近の実写のようなグラフィックのゲームとは違って、このグラフィックもたまらなくいいんですよ!
上の画像のように、絵のようなテクスチャだからこそリアリティ感ある作品とはまた違う感動がある訳です。
時間を巻き戻す
本作は主人公のマックスを操作して人と会話したり、物や場所を調べていきます。
そうして進んでいくと、思わず時間を巻き戻したくなる瞬間が訪れます。
例えば、
- 授業中に先生にあてられたけど答えが分からず恥をかいてしまう
- コップに入っていた飲み物を本にこぼしてしまう
どれも「あーやっちまったッ!!」と思いますよね。
こうした出来事の後に時間を巻き戻して、自分の選択した行動や言葉のフレーズを変えてもう一度やり直すことができます。
この能力はL2ボタン長押しで時間を巻き戻すことができます。
でも面白いのが、選択した後にもう一度戻って選択し直すとまた違う反応があるということです。
上で書いた"先生にあてられたけど答えが分からなくて恥をかいてしまう"シーンでも、他の人が答えた正しい答えを聞いて時間を戻して先生の質問に答えると褒めてもらえるんです!
ちょっとセコイけどこれ面白いんですよ。
自分はやり直しているから当然答えが分かっているけど、周りからしたら「あいつすげー」みたいに思われているかもしれませんww
このように時間を巻き戻してその場を上手く切り抜けるタイプもあればプレイヤーの選択によって結末が変わるタイプもあります。
自分の選択が後々のストーリーに影響してくるとなると、選択するのも結構悩みますよね。
例えば、時間を巻き戻してプレーヤーが「これだ!」という選択をし直して、その場はうまく乗り切りれても、それによって他の人間がマックスを妬むなんてこともあるわけです。
だから、その時々に選択したものが最良のものだと思っていても、結果的には悪い方に向かっているということもあるので、これらを積み重ねていく中で結果こうでしたとわかるのは面白かったですね。
マックス
本作の主人公マックスは高校生。
だから、プレイ中に自分の高校生活を振り返って「あの時こうしていれば良かった」と落ち込むこともありました…
実際の時間は元には戻せませんが、マックスは違います。
マックス(プレーヤー)は選択を何度でもやり直せます。
何かを変えたい時は時間を巻き戻し、正しいと思う方に軌道修正ができます。
でも、ゲームを進めていくと、気軽に「私もやりたい!」とは思えなくなるかもしれませんが…
ともかく、時間を巻き戻して悪い事を無かったことは一見最高の能力のように思えるけど、果たして本当にそうなのか?
それをマックスを通して体感して下さい!
ちょっと残念なところ
作品自体は非常に楽しめましたが、それでもちょっと残念に思った点を紹介します。
行動範囲が狭い
オープンワールドゲームではないので、ストーリーによって学校や寮といった場所で行動していくことになります。
前述したように、街並みや風景が綺麗なのでもっと色々な場所に行けたらまた違った感動があったと思います。
また、行動範囲が狭い分、物足りなさも感じましたね。
グラフィック
上でも触れましたが、昨今は実写のようなリアリティ溢れるグラフィックが当たり前になってきました。
ですから、そういうゲームをたくさんプレイされてきた方には中々受け入れにくいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本作は映画「バタフライ・エフェクト」を彷彿とさせる作品ですね。
時間を巻き戻してマックスの運命を左右する選択をしなければならないというのは面白いけど責任重大です。
でも、自分自身がゲームに参加している感覚から、ストーリーにどっぷりハマっていくこと間違いなしです。
そして、海外ドラマのような表現や時折流れるノスタルジックな音楽も魅力的な作品です。
まだ未プレイの方はぜひプレイしてみて下さい。
それでは以上です。